佐渡（さど）に 関（かん）するクイズ

• 佐渡（さど）の 人口（じんこう）は？ 学校（がっこう）の 数（かず）は？
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  約（やく）5 万（まん）7 千人（せんにん）（2015 国勢調査（こくせいちょうさ））。
  県立高校（けんりつこうこう）が 中等教育学校（ちゅうとうきょういくがっこう）を 含（ふく）めて4 校（こう）、 小学校（しょうがっこう）22 校（こう）、 中学校（ちゅうがっこう）13 校（こう）（R2 現在（げんざい））があります。
• 佐渡（さど）の 大（おお）きさは？
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  約（やく）855 平方（へいほう）km。 東京（とうきょう）23 区（く）の 約（やく）1.4 倍（ばい）の 大（おお）きさです。
• 佐渡（さど）は 金山（きんざん）のほかにどんな 見（み）どころがあるの？
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  金山（きんざん）のほかにも、トキの 森公園（もりこうえん）、 尖閣湾（せんかくわん）、 大野亀（おおのがめ）、 二つ亀（ふたつがめ）、 宿根木（しゅくねぎ） 等々（とうとう）、 自然（しぜん）を 活（い）かしたフォトスポットがたくさんあります。

金（きん）に 関（かん）するクイズ

• なぜみんなが“ 金（きん）”にこだわるの？
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  金（きん）は、キラキラ 光（ひか）ってかっこいい 上（うえ）に、 腐食（ふしょく）せず、 加工（かこう）が 比較的（ひかくてき） 楽（らく）にできること、また、 世界中（せかいじゅう）で 絶対的（ぜったいてき）な 量（りょう）が 極（きわ）めて 少（すく）ないことから、 世界的（せかいてき）にその 価値（かち）が 認（みと）められています。
• 金（きん）の 価格（かかく）はどのくらい？
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  金（きん）の 価格（かかく）は 毎日（まいにち）、1 日（にち）の 中（なか）でも 変動（へんどう）することがありますが、 現在（げんざい）は1g 当（あ）たり 大体（だいたい）10,000 円（えん）くらい（R5 年（ねん）10 月現在（がつげんざい））です。
• 西三川（にしみかわ）ゴールドパークの 砂金（さきん）1 粒（つぶ）は 何（なん）グラムか？
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  砂金（さきん）1 粒（つぶ）は0.01g 程度（ていど）です。
• わたしたちの 身近（みぢか）にある 金（きん）は？
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  スマートフォンなどに 使（つか）われています。
  金（きん）は 劣化（れっか）せず、 伝導率（でんどうりつ）もよいので 音（おと）や 映像（えいぞう）が 高品質（こうひんしつ）になります。

小判（こばん）に 関（かん）するクイズ

• 佐渡小判（さどこばん）は 何枚（なんまい） 作（つく）られたの？
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  江戸時代（えどじだい）に 佐渡（さど）の 小判（こばん）だけでおよそ180 万枚（まんまい）つくられました。 当時（とうじ）、 全国（ぜんこく）で8,458 万（まん）6 千枚（せんまい）の 小判（こばん）が 作（つく）られており、そのうちの125 万枚（まんまい）が 外国（がいこく）に 出（で）ていたと 考（かんが）えられています。
• 小判（こばん）には 何（なん）グラムの 金（きん）が 入（はい）っているの？
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  時代（じだい）によって 変（か）わりますが、 江戸時代（えどじだい） 初期（しょき）の「 慶長小判（けいちょうこばん）」は 重量（じゅうりょう）17.9g、 小判（こばん）1 枚（まい）に 含（ふく）まれていた 金（きん）の 量（りょう）は15.5gでした。

鉱山（こうざん）に 関（かん）するクイズ

• 地中（ちちゅう） 何（なん）メートルまで 掘（ほ）ったの？
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  大立堅坑（おおだてたてこう）は352m、 高任竪坑（たかとうたてこう）は667m。
• 坑道（こうどう）の 長（なが）さはどのくらい？
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  山（やま）の 至（いた）る 所（ところ）で 縦横無尽（じゅうおうむじん）に 掘（ほ）られましたが、 全（すべ）ての 長（なが）さを 合計（ごうけい）すると、 約（やく）400km。（ 佐渡（さど）から 東京（とうきょう）までの 距離（きょり）に 匹敵（ひってき）します。）
• 佐渡（さど）で 産出（さんしゅつ）した 銀（ぎん）と 銅（どう）はどのような 用途（ようと）に 使（つか）われたの？
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  銀（ぎん）は 小判（こばん）に 混（ま）ぜて 金（きん）との 合金（ごうきん）として 使用（しよう）しました。また、 銀（ぎん）そのものを 重（おも）さで 測（はか）りお 金（かね）として 使用（しよう）しました。
  銅（どう）は「 仏像（ぶつぞう）」や「 貨幣（かへい）（コイン）」として 使用（しよう）されました。
• 佐渡（さど）での 金（きん）と 銀（ぎん）の 産出量（さんしゅつりょう）はどれくらい？
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  金（きん）は 江戸時代（えどじだい）は41t、 明治以降（めいじいこう）は37tで 計（けい）78t 産出（さんしゅつ）されました。
  銀（ぎん）は2,330t 産出（さんしゅつ）されました。ちなみに 銅（どう）は5,410t。
• 佐渡金山（さどきんざん）の 鉱山犠牲者（こうざんぎせいしゃ）は 何人（なんにん）いたの？
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  全体（ぜんたい）の 正確（せいかく）な 数（かず）はわかりませんが、 岩盤（がんばん）が 固（かた）いので、 落盤事故（らくばんじこ）で 亡（な）くなった 人（ひと）はほとんどおらず、 転落事故（てんらくじこ）などで 亡（な）くなる 人（ひと）が 多（おお）かったと 考（かんが）えられています。
• 鉱山（こうざん）では 子供（こども）も 働（はたら）いていたの？
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  穿子（ほりこ）と 呼（よ）ばれる 坑内雑役夫（こうないざつえきふ）として15 歳（さい） 以下（いか）の 子供（こども）も 働（はたら）いていました。 穿子（ほりこ）には 鉱石運搬（こうせきうんぱん）の 荷揚穿子（にあげほりこ）、 山留助手（やまどめじょしゅ）の 手伝穿子（てつだいほりこ）や 丁場穿子（ちょうばほりこ）、 鑽（たがね）を 供給（きょうきゅう）する 鑽通穿子（たがねかよいほりこ）などがありました。また、 照明用（しょうめいよう）の 油（あぶら）を 供給（きょうきゅう）する 穿子（ほりこ）もいました。
• 鉱山（こうざん）で 働（はたら）く 人（ひと）は 何人（なんにん）くらいいたの？
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  最盛期（さいせいき）（ 江戸時代初期（えどじだいしょき））の 頃（ころ）の 相川（あいかわ）の 人口（じんこう）は 約（やく）5 万人（まんにん）で、そのほとんどが 鉱山関係（こうざんかんけい）の 労働（ろうどう）に 従事（じゅうじ）していたと 考（かんが）えられています。
  食糧確保（しょくりょうかくほ）のため、 新田開発（しんでんかいはつ）も 盛（さか）んに行われました。
• 佐渡（さど）の 鉱山（こうざん）にはまだ 金（きん）があるの？
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  まだ 埋蔵（まいぞう）していますが 採算（さいさん）が 合（あ）わないので 採掘（さいくつ）していません。
• 金山（きんざん）は 誰（だれ）でも 勝手（かって）に 掘（ほ）ってもよいの？
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  国（くに）の 史跡（しせき）に 指定（してい）されており、 史跡（しせき）として 保護（ほご）することが 必要（ひつよう）で、 勝手（かって）に 掘（ほ）ってはいけないことになっています。
• 西三川（にしみかわ）では 今（いま）でも 砂金（さきん）は 採（と）れるの？
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  僅（わず）かですが 砂金（さきん）は 採（と）れます。 西三川（にしみかわ）ゴールドパークでは 料金（りょうきん）を 払（はら）った 上（うえ）で、 上級（じょうきゅう）コースである 自然（しぜん）の 川（かわ）の 中（なか）で 砂金採り体験（さきんとりたいけん）をすることができます。
• 金山全盛期（きんざんぜんせいき）の 頃（ころ）は、 交代勤務（こうたいきんむ）もあったの？
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  鉱石（こうせき）を 掘（ほ）る 金穿大工（かなほりだいく）は、2 人（り）1 組（くみ）で4 時間（じかん）ずつ（ 計（けい）8 時間（じかん）） 採掘（さいくつ）を 行（おこな）いました。 江戸後期（えどこうき）になると 大工数（だいくすう）も 不足（ふそく）し、 長時間労働（ちょうじかんろうどう）を 強（し）いられるようになりました。また、 湧（わ）き 水（みず）を 坑道（こうどう）の 外（そと）に 運（はこ）ぶ 水替人足（みずかえにんそく）の 労働時間（ろうどうじかん）は、 隔日交替（かくじつこうたい）の 一昼夜勤務（いっちゅやきんむ）ときついものでした。
• 坑道（こうどう）は 現在（げんざい）どのような 使（つか）い 方（かた）をしているの？
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  坑道（こうどう）の 一部（いちぶ）が 整備（せいび）され、 観光用（かんこうよう）に 公開（こうかい）されていますが、ほとんどが 休（きゅう）（ 閉（へい）） 山（ざん）で 役目（やくめ）を 終（お）えています。でも 坑道内（こうどうない）は 常（つね）に15℃ 程度（ていど）であることから、 今（いま）では 酒（さけ）を 保存（ほぞん）する 倉庫（そうこ）としても 利用（りよう）されています。 一般（いっぱん）には 公開（こうかい）されていませんが、「 南沢疎水道（みなみざわそすいどう）」は 鉱山（こうざん）の 湧水（わきみず）の 排水路（はいすいろ）として 現在（げんざい）も 使用（しよう）されています。
• 江戸時代（えどじだい）を 通（とお）して 幕府（ばくふ）から 派遣（はけん）された 奉行（ぶぎょう）は 何人（なんにん）くらいいたの？また、 奉行所（ぶぎょうしょ）には 何人（なんにん）くらいが 働（はたら）いていたの？
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  奉行（ぶぎょう）は 幕末（ばくまつ）までに102 人（にん）に 達（たっ）しました。また、 奉行所（ぶぎょうしょ）には200～280 人（にん）が 働（はたら）いていたと 考（かんが）えられています。
• 「 水上輪（すいしょうりん）」や「 唐箕（とうみ）」などは 渡来人（とらいじん）がもたらしたものなの？
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  水上輪（すいしょうりん）は 大阪（おおさか）の 技術者（ぎじゅつしゃ）、 水学宗甫（すいがくそうほ）が 造（つく）ったといわれています。また、 水上輪（すいしょうりん）の 技術（ぎじゅつ）を 水学宗甫（すいがくそうほ）に 伝（つた）えたのは、キリスト 教（きょう）の 宣教師（せんきょうし）であろうと 推定（すいてい）されます。「 唐箕（とうみ）」は 中国（ちゅうごく）から 伝（つた）わったといわれ、 農作業（のうさぎょう）で 使用（しよう）されるようになったのは 元禄（げんろく）（1688～1704 年（ねん））の 頃（ころ）です。
• 相川金山（あいかわきんざん）は 誰（だれ）が 発見（はっけん）したの？
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  相川金銀山（あいかわきんぎんざん）は、 慶長（けいちょう）6 年（ねん）（1601 年（ねん））7 月（がつ）、 鶴子銀山（つるしぎんざん）にいた3 人（にん）の 山師（やまし）、 渡辺儀兵衛（わたなべぎへい）、 三浦治兵衛（みうらじへい）、 渡辺彌次右衛門（わたなべやじえもん）が 発見（はっけん）した、という 言（い）い 伝（つた）えが 史料（しりょう）として 残（のこ）っています。このときの 話（はなし）は、 世界遺産登録推進室（せかいいさんとうろくすいしんしつ）の 佐渡金銀山紙芝居（さどきんぎんざんかみしばい） 「こがねの 山（やま）― 佐渡（さど） 相川佐渡金銀山発見伝（あいかわさどきんぎんざんはっけんでん）―」にもあります。 紙芝居（かみしばい）は、 市町村図書館（しちょうそんとしょかん）や 県文化課（けんぶんかか）で 貸出（かしだ）しています。
• 坑道（こうどう）の 中（なか）で 使（つか）っていた 照明用（しょうめいよう）の 油（あぶら）は？
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  初（はじ）めの 頃（ころ）は 菜種油（なたねあぶら）を 使（つか）っていましたが 高値（たかね）のため、 魚油（ぎょゆ）になっていきました。
  しかし、 煙（けむり）と 臭（にお）いが 出（で）て 酸欠（さんけつ） 等（とう）の 原因（げんいん）になりました。